(岡田理恵訳)

✊ ゴテオ財団は、皆が一団となり協力することで、パンデミックによる社会的、医療的、経済的ダメージを和らげ、最終的に感染曲線の伸びを抑えることができたことを、大変嬉しく思っています。

📬 本ニュースレターでは、この機に立ち上がった様々なグループの順調なスタートを祝福します。また、私達のパワーの反映としての社会に対し、勇気と希望を持ち続けるために必須である3つのプロジェクトを紹介します。そしてラストは、国連が推進する17の”持続可能な開発目標(SDGs)”と、3つの”肯定的要因”(民主的要因、エロコロジー的要因、社会的要因)によって社会的インパクトが測られる、#MadeInGoteo プロジェクトについてのトピックで締めくくります。

FonsCooperatiuESS と ストップ上昇カーブFestival

前回のニュースレターで紹介したように、この2つのプロジェクトの盛況ぶりは周知のとおりです。『FonsCooperatiuESS』 によって、ソーシャルエコノミーに関する26のプロジェクトに、3万ユーロ以上の寄付が集まりました。『ストップ上昇カーブ』は、パンデミック以後の新しい状況下で、皆が一団となり社会を救うアイディアを募集し、応募グループの中から10組を選出しました。

非常に面白いパネリストによるディベートを視聴することができるストップ上昇カーブFestival 。そのうちの1人として、スサナ・ガルシアと供にゴテオ財団(コレクティブでエシカルな資金提供プラットフォーム)の共同設立者であるオリヴィエ・シュルバウムが登壇します。デジタル・イノベーションと民主的イノベーションを実現するための方法論、およびオープンソースツール開発についてのゴテオの経験談のほか、多くのパネリストの体験談を聴くことができます。あなた自身にも良いアイディアが思い浮かび、寄付をするモチベーションにも繋がるかもしれません。

医療用フェイスシールド 😷

🏫 Artenea3D は、 マドリードに所在する従業員数7名の小規模な会社です。同社は3Dプリンターのサービス提供だけでなく、同市内の学校において環境問題をテーマとした課外授業を行うことで、家庭の最年少者が3Dプリンターに慣れ親しむプログラムを実施しています。

🏥 新型コロナウイルスによる非常事態が始まった際、彼らは援助することについて一瞬も躊躇しませんでした。次の瞬間には、それぞれの自宅で自身のマシーンを使用して医療用フェイスシールドを生産し始めましたが、手持ちの材料では間に合わないことが判明しました。そして、引き続き各自が生産を続けられるように、このプロジェクトが開始されました。

👉 サポートはこちら 医療用フェイスシールドで。

再び、一緒に 👴🏼

👵🏻 Matia Zaleak財団は、非常事態宣言が発表される数週間前の時点で、海外の経験談を通して高齢者がこのウイルス感染の影響を受けやすい層だということを認識していました。そのため、スペイン・ギプスコア県の介護施設では、センターへの出入りや、その他のサービスへのアクセスを制限する措置がすでに取られていました。

🖥 現在の自宅待機状況下では、共同生活や、センターに住む人々の社会参加が非常に困難な状況となっています。特殊な規制のもと生活をし、愛する人々から隔離されています。このプロジェクトでは、新しいテクノロジーを介して、外の世界との繋がりを再び結びなおすことを目指しています。

👉 詳しいプランについては再び、一緒にへアクセスして探しあててみてください。

協働組合を解き放つ 😌

🚨 新型コロナウイルスによる危機は、社会全体にとって大きな課題を意味します。その期間も結果も予測不能であり、あらゆるレベルで緊急事態に直面しています。経済面、生産面では、中小企業、特に協働組合やソーシャル・エコノミーに関連した組織に大きな影響を与えています。

✊🏼 構成メンバーである団体は、このプロジェクトを通じて、地域の必要性を汲み取り、生命と環境を尊重しながら、資本主義よりも人間を優先する消費モデルを提案したいと考えています。今、彼らは経済的ダメージに対処するなかで、これまで以上に皆さんの援助を必要をしています。それは、彼らの商品が、社会的価値、地産地消価値、品質価値を追求しつつ、かつ皆さんにとって将来のリアルな選択となるべく努力をし続けるために、不可欠なことなのです。

👉 Ponentの協働組合を解き放つを是非チェックしてみて下さい。

Crowdfunding Cívico と 持続可能な開発目標(SDGs): デジタルアクティビズムによる市民へのインパクト

ゴテオはオープンソースのプラットフォームであり、ソーシャル・エコノミーとフリー・ナレッジ発展のために2011年に誕生しました。私たちは通常のクラウドファンディングのページとは少し違っていて、例えば寄付金を集めだけでなく、知識やスキルの提供によるコラボレーションの募集をかけることもできます。

ゴテオ=市民参加と市民活動のスキルアップ実験室!となることが私達の理想です。UshahidiやDecidimなどの類似プロジェクトと絶えず連絡を取り合っているのもそのせいです。

その流れもあり、今回Open University of CataloniaのDimmonsと協力し、これまで Goteo.org で実施されたクラウド・ファンディングの中から、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を満たすプロジェクト(487個)のみをピックアップし、1か所に集めました。

プロジェクト評価の際には、ゴテオが以前より提言をしている“3つの肯定的要因”(民主的要因、エロコロジー的要因、社会的要因)による指標値と、17のSDG指標値を取り入れています。これらのデータは、プロジェクトのアプローチを改善するのに役立つと同時に、皆が一丸となって目的を達成するためのアクションを提示してくれます。

オープンデータとリサーチはアクティビズムの強力なツール、 是非ブログでチェックしてみて下さい。

また15日後に! 😜

まずはここまで。このニュースレターが、結束する社会を目指し、ゆっくりと歩み進みつづけている皆さんのインスピーレションになったのであれば嬉しいです。では次回まで!